住まいの耐震化まずは診断を

2024年元日の能登半島地震。倒壊した家屋、家屋の下敷きになった方々の気持ち、ご家族の気持ちを考えるといたたまれない思いです。同時に家屋の倒壊で命を奪われない家づくりを理念としています私たちの想いを今一度お伝えしたい、住宅に不安を感じておられる方に適切な情報をお伝えしたい、という思いです。

ニュースで見る倒壊した家の瓦屋根は立派な能登瓦が多くみられました。能登瓦は通常の瓦よりも寒さに耐えるよう重く厚くし、釉薬が黒々と美しい瓦ですが、耐震の観点からみると屋根は軽量化するべきと言う理論を実感させられました。また、能登地方は2007年に震度6強、2020年に震度6弱、2023年に震度6強と2024年の先日の地震まで報道されない小さな地震も含めた群発地震が続いていた事もあり、今回の地震以前の地震で倒壊は免れた家も倒壊したと言われています。またその多くは1981年以前の旧耐震基準の家であったとも言われています。繰り返しの地震で家は必ずどこかひずみが出ています。見た目に大丈夫そうでも大きな地震が来た時に、耐震補強をしていたか否かで、その後の人生が大きく変わります。改修には費用がかかりますが、現在の家の状態をまずインスペクション(診断)することで、どの程度の耐震工事が必要か分かります。また単に壁を増やすだけ筋交いを増やすだけではなく、構造計算をし、地震による家の歪みによる倒壊も防ぐ必要があります。今一度ご自宅の耐震について考えてみてはいかがでしょうか。

兵庫県では簡易耐震診断の費用が無料の自治体も多くありますので、ご紹介します。

■対象となる住宅 兵庫県内にある住宅で、昭和56年5月31日以前に着工されたもの※条件により対象とならない場合がありますので、詳しくは、住宅の所在する市町の窓口にお問い合わせください。

■診断費用 木造戸建住宅の場合1棟あたり約3,000円 【ただし、神戸市、芦屋市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川 市、高砂市、稲美町、播磨町、西脇市、三木市、加西市、多可町、神河町、市川町、福崎町、太子町、上郡町、豊岡市、養父市、朝来市、新温泉 町、丹波篠山市、丹波市、南あわじ市、淡路市は無料】

詳しくは兵庫県HPをご覧ください。

簡易耐震診断推進事業 (hyogo.lg.jp)

ひょうご住まいの耐震化促進事業 (hyogo.lg.jp)

さらに詳しい住宅診断をご希望の場合はインスペクションをおすすめします。インスペクションとは建築士の資格をもつ専門の検査員が、第三者的な立場で、目視、動作確認、聞き取りなどにより「住宅の現状の検査を行うこと」。規模の大きなリフォーム補助金はインスペクションが条件となっています。ヒュートでは耐震工事の補助金利用も積極的に進めています。

日本の家を100%耐震に!弊社は圧倒的な耐震性能SE構法登録施工店です。ぜひご相談ください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です