プライバシーに配慮した診察室

先日、初診のクリニックに行ったときのこと。予約もいっぱいで待合室も患者さんがたくさん。自分の順番が近くなると待合室から診察室近くの中待合スペースに呼ばれ、ベンチに座っていると、いつもよりなんだか落ち着く。なぜ?その時はなぜかよくわからなかったのですが、先日の防音室の体験をしてわかりました。それは診察室の中の声が漏れ聞こえてこなかったから!中待合で待っていると先生と患者さんの会話が丸聞こえ、子どもの泣き声に胸が痛くなることも。丸聞こえでなくても、静かな待合ではなんとなく会話の内容がわかってしまうこともあります。子どもからお年寄りまでたくさんの人が訪れる病院。待合室はいつも順番待ちの人であふれています。診察室は病状というセンシティブな内容を話す場所です。もっと音への配慮がされてもいいのではないでしょうか。ちなみにこちらのクリニックは決して広くはありませんが、トイレは車いすの方でもスムーズに開けられる折れ戸で、挟み込みの危険を抑えたものでした。先生の丁寧な問診、看護師さんの対応、受付の方の所作、全て患者さんに寄り添っていて、きっと音にも配慮された診察室だったのだろうなと感じました。今度、クリニックに行くことがあれば、しっかりチェックしてきます。何かしらからだに不調や不安を抱えて待つ時間、少しでも落ち着いて過ごせるよう配慮された空間だと嬉しいですね。

写真は診察室おすすめ使用製品【DAIKEN

  • 天井材:ダイロートン メディカルトーン〈トラバーチン〉
  • ドア:音配慮吊戸・片引 アウトセットタイプ
    扉〈オフブラック〉枠〈モノホワイト〉
  • 壁材:オトピタ01〈ベージュ〉
  • 下地材:遮音パネル12.5/18.5

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